貴社の付加価値向上に貢献するハードコートフィルムの開発・製造を請け負います。
塗剤配合技術を用いて、他社では対応が難しかったカスタマイズにも対応し、お客様のご要望に沿ったハードコートフィルムを開発、製造、販売いたします。数百、数千㎡の少ロットからも、ご対応可能です。
まずはお気軽にお問合せください。
こんな声にお応えします。
ハードコートフィルムの硬度や耐擦傷性を向上させたい | 濡れ性の悪い基材でハードコートフィルムをつくってほしい |
ハードコートフィルムの接触角を調整したい | ハードコートフィルムの光学特性を調整したい |
カール(反り)を抑制したい |
当社のハードコートフィルムの特長
- 1.ご要望の機能性を備えたハードコートフィルムを開発
- 2.設計から量産化まで一貫対応で、早期立上げが可能
- 3.お客様の課題を、材料選定や塗剤配合から検討
開発品ラインナップ
ハードコートフィルム(プレーン)
薄膜で高硬度かつ耐摩耗性が良好です。
基材の変更やハードコート特性のカスタマイズが可能です。
用途・実績
- ウィンドーフィルムのトップコートとして
- 各種フィルム、パネルの傷付き防止
- ディスプレイの保護層として
物性
試験項目 | G-HC102 |
---|---|
全光線透過率(%) | 91.0 |
ヘイズ(%) | 0.9 |
鉛筆硬度 | 2H |
耐擦傷性 (SW試験) |
750g×100往復 傷なし |
※全光線透過率:JIS K7361準拠
※ヘイズ:JIS K7136準拠
※鉛筆硬度:JISK5600-5-4準拠
耐指紋ハードコートフィルム
撥水タイプは汚れをはじき、拭き取りが容易です。
親油タイプは付着した指紋が目立ちません。
高硬度で耐摩耗性が良好です。
用途
- 各種タッチパネルのトップ層として
- 防汚フィルムとして
物性(代表値)
試験項目 | FrW-HC103TC 撥水タイプ |
FrL-HC103TC 親油タイプ |
|
---|---|---|---|
全光線透過率(%) | 90.8 | 90.9 | |
ヘイズ(%) | 0.8 | 0.7 | |
鉛筆硬度 | 2H | 2H | |
耐擦傷性 (SW試験) |
200g×100往復 傷なし |
200g×100往復 傷なし |
|
接触角(°) | 水 | 114.1 | 77.6 |
オレイン酸 | 76.9 | <10.0 |
※全光線透過率:JIS K7361準拠
※ヘイズ:JIS K7136準拠
※鉛筆硬度:JIS K5600-5-4準拠
※接触角:0.3ml滴下、5秒後に測定
ハードコートフィルムのカスタマイズ
ハードコートフィルムに関して、物性面と材料面の両方からカスタマイズを承ります。
ご所望の物性から、最適な材料、塗剤配合、加工方法をご提案します。
カスタマイズ例
ハードコートフィルムの硬度や耐擦傷性を向上させたい
塗剤配合による多官能化、高Tg化
EB硬化による架橋密度の向上
密着の悪い基材にも密着できるハードコートフィルムをつくってほしい
塗剤配合による密着性官能基の導入
各種表面処理の実施(コロナ処理、アンカーコート)
ハードコートフィルムの接触角を調整したい
添加剤での親水性、疎水性の調整
レベリング剤での濡れ性調整
モノマー配合による官能基の導入
ハードコートフィルムの光学特性を調整したい
微粒子の配合による吸収波長の調整
UV吸収剤の配合による機能化
カール(反り)を抑制したい
モノマー配合によるカールとハードコート性のバランス調整
微粒子の配合によるカール抑制